そんなとき。


あの、少女にそっくりなフランス人形を思い出しました。


「・・・そうだわ・・・。

あの人形を、あの子に仕立て上げるのよ・・・。」



何を思いついたも、母親はショックの大きさのせいで頭が狂ってしまいました。


自分の自慢の子。


誰よりも愛し続けたわが子。


その子を永遠に自分のものにしようと。


そして、母親は少女の墓を掘り出しました。


ザクッザクッ