まもなく少女は死んでしまうでしょう。

「お母さん。私は・・・死んじゃうの?」


「・・・大丈夫よ。それより、みてこれ!

お母さん、昨日必死に作ったのよ」


「うわ~!!すごい!!お母さん、ありがとう!!」


少女に母親が渡したものは、少女そっくりの人形。


それをもらった少女は、すっかり病気のことなんて忘れてしまいました。