「・・・え?ねえ。その人形。何?」


「あ!これなんか、外にあったから家に入れたの!綺麗でしょ!」


「そんな不気味なものさっさと捨ててしまいなさい!!」


「え・・・」


そうだった。


お母さんは人形・・・嫌いだった。


すると、人形は悲しそうな顔になった気がした。