翔:「弟さんが行きそうな場所はありますか?」


涼哉:「一つ心当たりのある場所があります。」


芽衣:「どんなとこですか?」


涼哉:「倉庫です。
倉庫ではよく、両親の仕事手伝いをしていました。
両親と遊んだりもしました。
あの倉庫は俺にとっても、郁人にとっても、思い出のつまった場所なんです。



麗:「涼哉さん、案内してくれませんか?」


涼哉:「いいですケド車で1時間もかかりますよ。」

数:「お願いします。
案内してください。」


涼哉さんの車は7人乗りだったので涼哉さんの車で行くことにした。