頭は痛いし。 足元はふらついてるし。 体も重い。 でも、もう少し。 もう少し頑張ってよ…ッ、あたし…っっ!! 心の中では、そう叫んでるのに。 気付けば、目の前は真っ暗で。 ――バタッ。 あたしは、そのまま意識を失った。