「千歳、そんなに飴好きなのか」


「うん!」


シューサイは、私の頭をポンポンして、手のひらに飴をのせた。


「千歳。明日から学校くるのか?」


「うん」


「そっか。じゃ、また明日な」


「また明日」


私とシューサイは、お互い別の道を歩いて帰っていった。