「寧々、一緒きてくれる?」
「えーよ。いったる。でも寧々懇談あるから
途中ぬけるかもしれへんで?」
「いーよ。ごめんやで。」

面倒くさがりの寧々が気をつかってくれてるのがわかった。


2人で琉斗を待ってると怠そうに目を細めて
歩いてきた。

「なに?はなしって」
「…楓真にちゅうされた。ごめん」

あたしは泣きながら琉斗にゆった。

その瞬間琉斗は ごめん。って
意味深なことをゆうておらんくなった。
あたしは琉斗がおらんくなった瞬間に
思いっきり泣いた。泣きたいんは琉斗やよね。
寧々は横で「大丈夫。大丈夫やって。」
ってずっとゆってくれてた。


しばらくして利唯と雪があがってきた。

「あんたなんで雪にゆわんかったん?
雪と利唯にはゆえんくて寧々にはゆえるん?」
雪は明らか怒ってる。利唯がもうやめ。
ってゆって4人の間に沈黙が流れた。

「真愛、朝倉下で泣いてた。
ほんで楓真んとこ行くって。」

琉斗があがってきた。
「お前、ほんまにされたんか?」
「そんな嘘つかんわ。」

寧々は
「懇談行くな。すぐもどってくるから。」
ってゆって教室にいった。

利唯と雪も帰っていった。