…「よしっ!かんぺき♡これでいい?」
「さすがやな!ありがとう。」
我ながら上手くラッピングできて
よかったっておもった。
…えっ…
いきなり楓真に後ろから抱き締められてる体制になった。
「ちょっとまって、何?どうしたん?」
あたしは何がおこってるかもわからず
パニックになっていた。
隙をつかれて押し倒されてる体制になって
無理やり唇を重ねてきた。
あたしは必死に抵抗したけど、
やっぱり男の子の力は強くて。
片方の手であたしの腕を抑えて
もう片方の腕は胸を触って来た。
あたしは怖いのと裏切られた気持ちで
今にも涙がでそうやった。
なんとか降りのけて楓真からはなれた。
「なんでそんなことするん?
あんた彼女いてるやろ?あたしにも琉がおんねん」
あたしは声になってない声で楓真にゆった。
「たまにはいいやん。な?」
楓真の発言であたしは
"この人は最低。もう友達でもなんでもない。"
って確信した。
「あたし出かけるから帰って」
あたしは無理やり楓真を帰らして
駅にむかった。