土曜日。
あたしは琉斗と出かける訳でもないし
適当に服を選らんで軽く化粧をして待ち合わせ場所にむかった。

「おっそいねん!」

楓真は会うなり嫌味。
遅刻したあたしも負けじと言い返して
ショッピングモールにむかった。


「よかったな、いいのあって!」

「助かったはありがとうな、
つきあってもらって悪いねんけど、
ラッピングしてくれへん店やったから
ラッピングしてくれへん?
そおゆうの女しか無理やん。」

「家にあるしやったんで!」

買い物を終えたあらしらは
ラッピングするためにあたしの家にいった。