赤い岩盤に仰向けに転がり、青空を見上げる。

現実の壁は、認識している以上に高くて、クリアどころか、挑戦する気にもなれない。


人間の感情というものは、何とも不便で、どうしようもない。


わかっているのに・・・

押さえが効かなくなりそうだ。


いまさら 
一目惚れだとか

慕情だとか

気付きたくないのに。


最悪、剣を交える相手で、あるのに。


なんで、いまさら・・・