「いらっしゃいませ―」
顔あげると
あたしより
ず―と背が高いお客
櫻井優斗(22)
「モンブランと、
ショートケーキ、チョコ、
あっそれ2つ...」
「以上7てんでよろしいですか―?」
お会計を済ませ、
ケーキを箱に入れる
「ねえ、そろそろ
気づいてもいいんじゃない?」
「あ――りおじゃん!」
驚いた様子で
箱を受け取る優斗
「も~全然気づかないんだもん!
あ!
送ってってよ!!」
「あはは
偶然だな!は~!?何時おわんの?」
「5時~」
「ぜってーやだ!
じゃあな!」
優斗は笑顔で帰ってた
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