バタン
私はバッグから携帯を取り出し、バッグだけベッドに放り投げた。
「・・・不在着信?」
この時間、めったに私に電話をかけてくるヤツなんてそういやしないのに。
まぁ・・・メールならしょっちゅうだけど。
私は思いっきりベッドに倒れ込んだ、大きくきしむ。
ちょっと壊れるかと思ってビビった。
ピ、ピピッピピピピッピ
「・・・」
小山・・・蓮。
その名前を聞いたのは何年ぶりだろうか、遠い昔の記憶の一部に消えていた。
蓮くん、私がまだ3歳とか4歳とかのころ。
良く一緒に遊んでくれた幼なじみ、小学4年せいまで一緒にいてくれた。
・・・だけど、急に親の仕事かなにかで海外に住むことになってしまって会えなくなった。
お別れの時、私は死ぬほど泣いて。
蓮くんはただただ笑顔で『また会おうね』としか私に言ってはくれなくて。
その一言で私は泣き止んだんだっけ。
本当にかっこ良かった、いっつも私の隣にいてくれていて・・・私の初めての恋の相手。
「・・・はあぁ」
私は大きなため息をついた。
『じゃあ、十年後ボク、あっちゃんのカレになる!!』
「・・・」
そんなことも言ってたっけね。
今では良い思い出だよ・・・あの告白は本当に嬉しくて私からほっぺにチューしたっけ。
そしたら蓮くんも私のほっぺにチューしてくれて、顔まっかにしたんだよなぁー。
「・・・」
いや、それにしてもなんで今頃になって電話してくる必要があるんだ?
もうあの日からもう5年・・・
コンコン
「はい?」
「ねぇお姉ちゃん、今さぁ小山くんからメールが来たんだけどさぁ」
「えっ!?」
私はバッグから携帯を取り出し、バッグだけベッドに放り投げた。
「・・・不在着信?」
この時間、めったに私に電話をかけてくるヤツなんてそういやしないのに。
まぁ・・・メールならしょっちゅうだけど。
私は思いっきりベッドに倒れ込んだ、大きくきしむ。
ちょっと壊れるかと思ってビビった。
ピ、ピピッピピピピッピ
「・・・」
小山・・・蓮。
その名前を聞いたのは何年ぶりだろうか、遠い昔の記憶の一部に消えていた。
蓮くん、私がまだ3歳とか4歳とかのころ。
良く一緒に遊んでくれた幼なじみ、小学4年せいまで一緒にいてくれた。
・・・だけど、急に親の仕事かなにかで海外に住むことになってしまって会えなくなった。
お別れの時、私は死ぬほど泣いて。
蓮くんはただただ笑顔で『また会おうね』としか私に言ってはくれなくて。
その一言で私は泣き止んだんだっけ。
本当にかっこ良かった、いっつも私の隣にいてくれていて・・・私の初めての恋の相手。
「・・・はあぁ」
私は大きなため息をついた。
『じゃあ、十年後ボク、あっちゃんのカレになる!!』
「・・・」
そんなことも言ってたっけね。
今では良い思い出だよ・・・あの告白は本当に嬉しくて私からほっぺにチューしたっけ。
そしたら蓮くんも私のほっぺにチューしてくれて、顔まっかにしたんだよなぁー。
「・・・」
いや、それにしてもなんで今頃になって電話してくる必要があるんだ?
もうあの日からもう5年・・・
コンコン
「はい?」
「ねぇお姉ちゃん、今さぁ小山くんからメールが来たんだけどさぁ」
「えっ!?」