スタンッ
「・・・」
正座とかするの、久しぶりだよ・・・
一体私がなにをしたっていうんだっ!!(遅れた)
「梓」
「あいっ!!(涙目)」
今、『説教の間』には飛鳥、私に閻魔大王(お母さん)がいます。
ていうか、お母さんだけあぐらってズルくない・・・?
「・・・この頃、一馬くんとはどうなの?」
「・・・はい?」
「だから、一馬くんとは上手くいってるの?」
「いや、上手くいってるっつーか・・・」
どっちかというと上手くいってる、のかな?
あ、でも南朋と付き合ってるから・・・これは上手くいっていないのかな。
というか、なんでこの場で私達の関係を話さなきゃいけない?
「・・・梓」
「え?」
「小山くんとも上手くいってるのね?」
「も、もちろん・・・」
どうしたイキナリ、今度は小山くんとは・・・
あんまり話が繋がってなくてお母さんが何を言いたいのかが分からない。
しかも、真剣な顔つき。
「・・・ねぇねぇ、どっちと付き合うの??」
「ん・・・それはもちろん、一馬と・・・」
え、おい待てコラ。
「何をどさぐさに聞いてんのっ?!!(汗)」
どうしたお母さん、説教しに私を招いたんではないのか!?
「もー、だってこの頃あっちゃんったら何も『恋』のこと教えてくれてないじゃなぁ~い」
「っぷ」
「あ、飛鳥っ!!(恥)」