10時

「キャー夏希かわいぃ」

れいからのハグ。

れいの方が何百倍も可愛いのに…

「っあ、翔平くんだ♪」
後ろを振り向くといつの間にか真っ赤な翔平が。

「どうしたの?顔赤いよ?」
「な、何でもねぇよ!!れいちゃん可愛いなぁって思ってさ」

そういうことね…

「なるほどね。試合、頑張ってね!!もしピンチになったらあたしが入ってあげる♪」
「いらねぇよ、ばーか」

「バカじゃない」