どうか、八尾万の神サマ!!!!
とにかく焦った私は、
もう、なりふり構わずに心でそう祈る事しか出来なかった。
コーヘーの、
いやこの目の前の、至近距離の毒キノコの瞳が怪しく悪戯に光るのを見ると、
きっときっときっと、
答えは一番聞きたくないモノである予感がする。
だって…そんなハズはないのに。
コイツが私を女として見ているハズはないのに。
まさかまさかの性的対象としてなんて思うハズはないのに…
答えを告げようとゆっくり開くコーヘーの唇を、私はまるでスローモーションのように見ていた。
コ、コーヘー…お願いだからソッチ系の答えだけは止めて!!!!
冗談でも言わないで!