どんなに文句を言ったって、最後はいつもコーヘーが私を捕まえててくれるから、私は文句言いながらも当たり前のようにコーヘーの側に居られるんだ。


だから…


私も正直に言うね?



「私も……


キノコが居ないとダメみたい。」



そう精一杯照れ隠しに呟いた言葉は、死ぬ程恥ずかしかった。



『そうか、じゃあもう1回ヤろうぜ?』



もう遠慮はいらねぇな?


なんて不適に笑ってキスして来たコーヘーは、


やっぱり


とんでもなく


手加減無しの


遠慮無し猛毒キノコだった。