部屋を出て右にあるバスルームに逃げ込むと、手に握りしめたままのブツを確認する。
恐る恐る拳を開くと、
そこには
やっぱり
当然の如く
キノパンがあった。
「………。」
オイオイオイ…
待て待て待て……
ちょっと!アンタ何で私の手の平に居るのよ!
アンタの居場所は私のズボンの中でしょーがっ!
私の下半身を守るのが役目なハズでしょーがっ!
そうゼエゼエハアハアと毒づいてみても、所詮相手はパンツ。
何の反応もない。
当たり前だ…。
シクシク…今となってはキノコ柄という事が更に情けなさを増長させる。
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