ありがとう、
ありがとうタロー君。
ありがとうコーヘー。
ありがとうキノッピー、
私を捕まえてくれて。
そして、まんまと罠にかかった私に向けて一言…
偉いぞカナ。
罠にかかってまんまと捕まっても、全てを許して認めた自分に…
ブラボー!!!
コーヘーに、心の広い幼なじみで良かったって思わせてやらなくちゃ。
そして、私の心よりも広いコーヘーの胸板に飛び込んで、今すぐに愛してると言わせてやらなくちゃ。
カフェでタロー君と別れた私は、そんな野望を胸に抱いて、
チョコレート片手にコーヘーの元へと駆け出した。