「昨日何があったか教えてよキノコ。」



ついついムキになってキノコ呼ばわりしてしまうのも、この場合は仕方がないだろう。



『ぜってー教えねぇ。』



そんなにあだ名のキノコが嫌なのか、更に機嫌をMAX損ねてしまったキノコは、『早く風呂入れや、布団が湿るだろうが』って超恐く言って来て、


さすがにこのままじゃただのキノコからマタンゴ(キノコおばけ)に変身してしまうと危機を感じ、


私はヨロヨロと起き上がってバスルームへと急ごうとした。



のだが…



布団をめくって立ち上がった私の足元に、ポロッと落ちてきたモノが1つ…



…え?


ギョッ!?
として凝視すると、


ソレは何と…


何と…


何度凝視しても見間違う事のない


私の…



パンツだった。



私の…



おパンツだった。