「悠のこと好きーっ!」
こんなアピールを繰り返していた。

悠の気持ちは相変わらず…。

里咲も諦めようかなと思いつつあった。


「俺さ、里咲の一途さにビックリした。」
「ホント!?」
―「見直してくれる..??」
「うん。」


―絶対に振り向かせる!!

そう決めた里咲は、学校の授業だって頭に入らず、いっつも悠のことだけを考えていた。