「お姉ちゃん!」


「また来たの!?」


あれから数ヵ月後、奈美も私も無事に退院することができた。


奈美は学校が終わったら、毎日のように高校の校門の前で私を待っている。


「ちょっと麻耶!またそのガキと遊ぶの?私たちとはどうなるの!?」


振り返ると、悠美やその友達がやって来た。