―――何が天才少女シンガーよ!このっ、人殺し!!あんたが、死ねば良かったのに…!―――






たくさんあたしを罵って、貶して。




そのあとアキちゃんのお母さんは、虚ろな瞳で絶え間なく涙を流しながらアキちゃんの遺影を眺めていた。







「…っ」






その次の日。


朝起きたら、あたしの声は無くなってた。




死んで詫びようと思ってたけれど、たくさんの人から大切なものを奪ったあたしには、ちょうどいい罰だと思った。






あたしも、歌をなくす。




それがどんな生き地獄か、この三年で思い知った。




あと何年、何十年。




この生き地獄を味わいながら、あたしは一人ぼっちで死んで行く。





それが、あたしにはちょうどいい天罰。





忘れてはいけない。






あたしは罪深き、人殺し…。











気が付いたら、家だった。




誰もいないリビングに上がり、ソファーに身を埋めて泥のように眠った。