「被告人の証言で、信用性は
低いです。

しかし、実際…被告人の車は
歩道にありませんでした。

何故ですか?」

涼子に聞いている様だった。

「え…飛び出したの…ですか?」

「あ、はい。すみません。
隠してたつもりでは無いのですが…いまいち、その理由が分からなかったもので」