「これは、被告人と原告人との間の事
です。

第三者よりも、この御二方が一番

自分達を良く御存知なはずです。

何卒、御理解頂きたい」

「それでは、スピード裁判…と」

こうなれば、傍聴席は手が付けられ無い。

裁判長は思わず、木槌を振るった。