思い返せば、褒められた
そんなの気にかけてなかった

「覚えてない」

「そうか・・・今からすることは
忘れるなよ」

「え・・・」

リビングの入口にいたのに
一瞬にして、景色が変わり
しゅんくんの胸のなか

「服きたんだ」
はい、私のんき~

「状況わかってる?」

「うん・・・」

約頭一個分違ううちら
上をむけないうちは
しゅんくんの様子が
伺えない

「あの~ご飯作りたいんだけど・・・」

「ん?しらない」

え~
困るよ

「離して」

しゅんくんは何も言わずに
少し体を離した

しゅんくんの顔をみようと
したら、しゅんくんの顔が
近づいてきた・・・