「んじゃあ10数えたら来い!」 雅は言った。 みんなうなずく。 「あとトイレと中と高い所はダメだぞー!」 「ハーイ!」 *増やし鬼開始* 私は帽子をかぶった小学生を警戒した。 みんな2人以上で走っていてあたしは寂しい気もした。 「いたッ!」 うわ!鬼! わたしは3年生相手に本気で走った。 「うわッ!このお姉ちゃんはやい!」 その一言だった。