「位置について~~~。」


雅は木の棒を持って道路の一番向こう側にいた。


にしてもすごく大きな声。


これは100mありそうな距離だ。


「よおい~~~~ドン!」






**************




「うわあ…疲れたー。」

「しろこさんに勝ったー!」

結果はりょうが勝った。


「負けたー。」

「でもしろこさん食べた直後だったしハンデだよ。」


りょうのそのささやかな優しい言葉は



あの時全く気づいてなかった