結衣side

はぁ~...私は大きなため息をついた。

あんなタイプ、苦手...。少しぐらい相談に乗ってくれたっていいじゃない!

あんな人と1年も暮らすなんて、絶対無理!!

...ていうか、どうやって中に入ろう...。

この屋敷、かなり警備は固そう。塀は高すぎて登って進入するのは無理だ...。

「どうしよう...。」

そういい、私はひとり、入る方法を考えていた。