棗『あ!あれやりたーい』


そう言うと、棗は“金魚すくい”の方へ駆けていった


俺はこの時、棗を止めるべきだったんだ


俺がちゃんと引き止めていれば…


あんな事にはならなかった…









『あっれぇ?八崎?久しぶりだねぇ』


あ…やばい


『中学ん時以来だよなぁ?元気してたかぁ~?』


え…まぁ、先輩も元気そうで…