~次の日~
「おまえ、早く学校に行くぞ!」
いつものように、俊介先輩は、さそってくる。
「先輩・・・フガッ!」
先輩がいきなり口をふさいできた。
「俺を、いつまで先輩呼ばわりするきだ!」
・・・あっ、そっか!兄弟だったんだ!わすれてた、わすれてた。
「ふは@%$#・・・」(ふさがないでください)
「ん?あっごめん!」
はああ・・・やっと先輩きづいてくれた・・・
「くっくるしかった」
「ごめんごめん」
先輩・・・笑ってるし。
「あんたたち、早く行かなくていいの?」
お母さんが、言ってきた。
「今何時!?」
「・・・8時38分・・・」
その数字を先輩に聞いたとたん、血の気がさいてきた。
だって、学校8時45分から、始まるんだもん。
「急げー!!」
ちょっ先輩、手っ手っ離してよ~
「先輩!手っ」
「はぁ!?いま、そんなことしてられるか!!おまえ、遅いだろ!?」
・・・カチーン、はぁ!?これでも、学年女子1位なんですけど!!
でも、ずっとつないでいたいなぁ
「なにわらってんだよ!」
「はっはいい!」
絶対、外から見てる人はへんだと思ってるに違いない!
でも、走んなきゃ!!!!