私はこれからどうなるのだろうか…。 きっと、何事もなく平凡な毎日を過ごしてゆくのだろう。 てか、そうなってほしい。 地味にのんびりと時間が通り過ぎて欲しい。 もう疲れた。 ―――キーンコーンカーンコーン―― お昼のチャイム。 席を立ち、お気に入りの場所へ足を進める。 秘密の鍵をポッケから取り出し、重い扉をゆっくり引く。 ギギギッと低い重低音。