こいつ…、殺す!
疾風に歩寄り後ろからかるーく首を絞める。
「うえっ、なにすんだ零!」
疾風を絞めながら考える
確かに私、姫って柄じゃないけど!
てか
「うるさい」
まだ何か言ってたけど気にせず考える
喧嘩してるときは男装してるのに…
姫って…私がそんな、か弱い男に見えたってこと?
ムカつくね…
「零、もうやめとけ疾風死ぬぞ」
ムカつきのあまり震えていたらそう聞こえた。
「え?手加減してた……はず」
ハッとして
言いながら疾風を見ると、青い顔をしていた。
あ……やりすぎた;;
「ゴホッゴホッ、零…テメー」
「悪い、つい」
謝ると疾風はキッとこっちを睨んで
「ついとはなんだ!ついとは!俺に何か恨みでもあんのかぁぁぁぁぁ」
と叫んだ、だから
「「「うん」」」
即答で返してあげた♪
それも私+慧+恭耶で
「ひ、ヒデー零だけならともかく、慧と恭耶まで…」
疾風はそう言って部屋の隅でいじけだした。
「零、今日はもう帰れ」
「えっ、なんで?」
「危ないから」
慧はそう言うけどまだ6時過ぎ…大丈夫でしょ
そう思って口を開こうとしたら
「咲夜さんが待ってるから帰ったほうがいいよ」
恭耶が言った。
……うん、帰ろう!(咲にぃ怖いから