えっ?っと思っているとすぐに音は鳴り止んだ私は咲夜さんの指の隙間から少し見えていたことが信じられなかった、
7歳の女の子が5人位いた男の人をアッと言う間に倒してしまったからだ。
その後私と優香は、後ろに居たらしい恭兄ちゃんにつれられて帰った、零はあの後気を失って次目覚めた時には何も覚えていなかった。
話が終わって優香を見ると驚いているようだった。
「私、あんな声で零が喋るわけないって聞き間違いだと思ってた」
「本当にあったことだよ、今日あの声で真里菜に喋ってた顔もすごく怖かった」
「私の親何か知ってるみたいなのに教えてくれないの」
「私の親も」
零の家にはきっと何かある…
「いつか零が教えてくれるまで零の支えになろう」
「……うん、そうだね」
零は、私たちに涙を見せたことがない、真里菜のことを愚痴ったりはしても弱音は吐いた事がない
だから…、もう少し私たちを頼ってよいつでも零の見方だよ?