零side

「ここ何処?」

えっと…たしか、

疾風とかいう人助けて、

風雅の倉庫に運んで…

倒れたんだっけ?



ズルッ

あっ、ウィッグ取れちゃった

早く付けなきゃ…

ガチャ

「あっ…」

「…やっぱり女だったのか」

きゃぁぁぁ!

ヤバイばれちゃったぁぁぁ!

悪い人っぽいから言いふらされる!!!

クラッ

「安心しろ誰にもいわねーよ落ち着け熱上がるぞ」

「えっ・・・」

私熱あったんだ・・・

てゆーか何で私の考えてることわかったんだろー?

「全部顔に出てるぞ」

すごい!!

また当てた!!!

そういえば今何時なんだろー?

熱あるんだったら帰りたいなぁ・・・

「今は11時だ、まぁ・・・そんなことどーでもいいからついてこい、
話がある、帰るのはそれからだ」

話・・・?何の話だろ?

まさか!!!

さっきの人に何かあったのかな?!

てかまた私の考えてることあてたし・・・

「あっ、ちゃんとカツラ被れよ、ばれたら困るんだろ?」

「は、はい!」

本当に隠してくれる気なんだ、

以外にいい人かも・・・