「悪ぃ悪ぃ、んな怒んなよ」
むぅとしていると
疾風が、な?と言って私の肩を叩く
チラッと疾風を見る
「……ぷっ」
ムカぁッ!
目が合った瞬間また噴出しやがった!!!
疾風を睨んでいると恭耶が近づいてきた
「まぁまぁ、落ち着いて。零オレンジ無いんだけど、違うのでいいか?」
「うん、いいよ。何がある?」
無いんだったらしかたないしね…
笑ってる疾風はもうほっといて…
何飲もうかな?
しばらくして冷蔵庫の前にしゃがんでいた恭耶が口を開いた。
「…なんでかしんねーけど、炭酸しかない…。」
……なんですと!?
固まっていると
「もしかして、炭酸飲めない…?」
恭耶が控えめに言った。
「…買いに行って来る」
冷蔵庫に近づいてどれ位入るか確認する。
わぁ…
見事に炭酸だらけ、って言っても大きいペットボトルが2つだけ。
そこでふと違和感を覚える。
冷蔵庫を閉めてwindを見渡す
私この部屋でコップという物を見た覚えが無い
き、聞いてみよう!!
「…ここってコップある?」
呟いた私に2つの視線が集まる…