忘れてた!

さっきの人大丈夫かな?

駆け寄ると意識が少しもどっているみたいだった

「大丈夫か?」

「そ・・・そう・こに・・・」

倉庫?

チャリ

聞き返そうと思ったら目の前に
『風雅』ってかかれた羽の模様の
キーホルダーを見せられた。

連れて行けってことかな?

仕方ない暇だし、人助けでもするか!

「連れて行ってやる……よ?」

…ってこいつまた
意識失ってるし><

ったくえーっと風雅の倉庫って
噂ではあっちだったかな?

「よいしょ、おもっ」

こいつ見た目細いのにやたら重い!

倉庫まで背負えるかな?

自信ないなー…

まぁがんばろ。

─運ぶこと30分─

はぁー、やっと着いたー

着いたのはいいけど…

おっきいドアが、閉まってる。

どうやってはいろー?

開くかな?

よしやってみよー!

あっ以外に軽い…

ガヤガヤ…シーン

し、視線が痛い

でも…聞かなきゃ!

落ち着いて、男言葉で

「この人仲間?」

いまのって男言葉?

「は・・・?」
「え?」
は?何が、は?
「「「「「疾風さん!」」」」」

「おい!誰か慧さん呼んで来い!」
「は、はい!」