「蓮ー!帰り新宿行かねぇ?」 俺が唯一心を許している友人、 沢田准也 中3になってから仲よくなった 言わば親友ってやつ 「おー行く」 家に帰っても誰もいないし 俺は行く事にした 「んじゃ放課後な!」 「おぅ」 ―まさか今から 運命的出来事が起こるなんて 俺はひとつも 思ってもいなかった―…