「松岡蓮」 「…はい」 俺は今日も、 変わらない日々を過ごしている 学校に来て、 出席をとられている自分が やけに虚しい 世界には…いや日本にも 普通に生活 出来ない人がいるのに ここでぼーっとしている 自分に腹が立つ 松岡 蓮 15歳の夏―