「違うのッ!私は自分の家でつくるんだよ!」

「俺も食わせてくれんの?」

「うッうん!もちろんさ」

食べさせるわけないじゃん…なんてこと

言えるわけがない…

「マジ?薫つくれんの?楽しみ~」

笑顔で笑う大地。。。

「んでさ何作るの?」

「もちろんオムライスでしょ」

「またかよ…汗」

大地の家へ行くと

かならず私がリクエストするからオムライス。

「俺そろそろ飽きてきたンだけど?」

嫌な顔をしてかごを持つ大地…

「いいのッ!!私は大好きなんだってば!」

「わかったよ。今度は俺のリクエストで」

今度もあるのか…

うん。。あるね…















買い物をし終え、袋を持っていると

「俺持ってやるよ」

「おぉありがと」

カッコイイ…

軽々しく持つ大地をカッコイイと思ってしまったんだ!

「今のはウソ…」

「ん?何かいったか?」

「なんにも言ってない!ほら行くいく♪」

私はすこしドキドキしてた。

急に男みたいなことをいったりする大地に…

この頃からか…

私、薫15歳。

初恋の恋がスタートし始めた…。。。