「か~お~る」

朝からうるさいと思いきや…

「ぎゃぁぁなんで入ってきてんのよ!!」

「だってお前おきねぇンだもん」

そんな小さなケンカを毎朝して

学校へ行く。

私、薫。
高校一年生で、今勝手に人の部屋へ入ってきたのが

大地。

「もうさ~外で待っててよ」

「まてるわけねぇじゃん!外寒すぎ」

「ホント女の子の部屋入るなんてありえない」

私は急いで着替えをする。

普通に大地の前で…

「おッおい!お前普通に着替えんなよ」

恥ずかしそうに自分の目を隠す大地。

だったら見なければいいじゃん。

そう思いながら普通に大地の言葉を

無視しながら着替えをしていく私。。。