大地はあきれた顔をしている。

なッなによ…!!

「別に私だって出来るもん」

こういう時に素直になれないんだよな…

なんでだろう。

「まっ今度期待してる!食おう」

「おいしそ~う」

私は大好物のオムライスを目の前にして

うれしそうにしていた。

「なぁ薫ってさ好きなやつとかいんの?」

一口…

食べようとしていた時に大地から質問。

「なに!!今だべようとしてたのに!」

私は少し怒り気味で…

「わりぃ」

「う…うん」

改めて謝られても…

そんなコトを思いながらオムライスを食べ始めた。




「そういえば何??」

何分かして、私が突然大地に聞いた。

「何が?」

「さっきなんかいったじゃん?」

「あぁお前好きな奴いんのかなって思って」

「スキなやつかぁ」

ふと考えた。。。

スキな奴…

いないな…

今まで恋なんてしたことなかったし。

「いないよ」

普通に答えると大地はビックリした様子。

「マジで??」