次の日から私は学校へ行くのが楽しくなっていた


来るのが早かったのか、教室には誰もいなかった



―どうしよう、
 暇…だなぁ



空を眺めると綺麗な青空
雲一つない、静かな青空だ。


中学時代では想像出来ないほど楽しかった一日。

どれもこれも佐治君のお陰だなぁって思ったら笑えてきた


出会ったときの自分を想像したら笑える





「随分と楽しそうじゃん。」





教室に入ってきたのはミカだった。



私は慌てて立ち上がる





「えッ!?」