ショッピングモールを出ると何か騒がしかった。



「何…?」


「カッコイイ!」「誰待ってるのかな?」とか声が聞こえてくる。



私は近づいた。


見えたのは

「廉!?」


廉だった。


廉は顔を上げて

「おぉ夏愛。」


その瞬間皆が私を見た。


「何して…」


「迎えに来たんだろーが!」



私は廉に近づいた。


「そーだった!待っててくれたの?」


「当たり前だろ。帰るぞ。」