「温かくして寝ろよ。」


廉がお皿を洗いながら言った。

「はぁい。おやすみ。」


「あぁ。おやすみ。」



私は部屋へ戻りベッドへ潜った。




久しぶりの1人でのベッドはすごく寂しかった。


誰の温もりも感じない。


もう隣に龍司は居ないと
実感させられる。

自然と涙が出る。


馬鹿みたい…

自分から離れたくせに…








今年のクリスマスはすごく寒く寂しく感じた。