か細い声で…


「廉さん…?」


「ん?あぁお昼の子。」


「お願い泊めて。このままじゃ凍え死ぬ。」


だから言ったのによ。

「だから言っただろ。今どこだ?迎え行く。」


場所を聞いてから電話を切った。



何してんだ俺。


今まで女なんて散々遊んで捨てて来たのに…





こいつだけはすげー大切にしてやりたいんだ。