ピーッと音を立ててガチャっと自動的に開いた。


「入って。」

廉さんに促された。



「お邪魔しま~す…」


私は恐る恐る入った。

「何とろとろしてんだ?早く行け。」


廉さんは私の背中を押した。


リビングに行ったらマンションなのにすごく広かった。



「部屋はこの部屋使って。好きに使ってもらっていいから。」

そこも中々の広さだった。


「ありがとうございます。」


「敬語じゃなくていい。飯作るから先風呂入ってきて。」


廉さん料理出来るんだ…