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「さぁ皆、朝だよ。
そろそろ起きなさい」
子供たちの寝室に入り電気をつけると、
瑠璃と水晶の はぁい、という
眠たそうな返事が返ってきた。
真珠と黄金はまだ起きておらず、
瑠璃が真珠を、水晶が黄金の
肩をゆすって目覚めさせた。
「黄金くん起きてー」
「うー……はよぉ、
………ん、琥珀と翡翠は?」
黄金の言葉に最奥のベッドを見ると、
布団はめくれていてもぬけの殻だった。
「先に起きちゃったみたいだね」
「………4人は先に着替えて
リビングに行っていなさい」
「「「はーい」」」
黄金がぱっと立ち上がり
廊下へ出ていくと、
続いて瑠璃、水晶がその後を追った。
「………真珠、お前も先に」
「ねぇ【お父さん】、
1個聞いてもいい?」
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