鍵が開く音−−− そちらへ皆の視線がゆく。 その先には、 書斎から出てくる【父さん】がいた。 「おや、今日は何をしていたんだい??」 【父さん】は再び鍵を閉め、 僕たちに目線を合わせた。 「宝探しだぜっ」 黄金が元気よく答える。 「宝探し??宝は何だい??」 「これー」 水晶があのコインを見せた。 すると