「何のレシピだろう……」

ひとしきり考えてから、
あとで【父さん】に渡せば
いいか、という話になった。

「翡翠、水晶ー何してんのー??」

宝を隠し、高見の見物??を
していた琥珀が2人の背中に
声を掛ける。

「ん、なんでも。」

短く答えた翡翠についていくように
水晶は宝探しに戻った。