プルルルっ
プルルルっ

この広い部屋に
響く嫌な音…

響くたびに
私が独りぼっち
ってことを
示してる。


ピッ

『はい?』

「アッ!アァンッ葉月!!」
「ん?気持ちいい?」

「アッアッ…アァン…」

ピッ

またか…
っと考える私は

ミナミ ユラ
南 遊羅

高校2年

そして
あの電話は、
私の彼氏と
浮気相手。